2017年04月05日

名寄市立大学図書館オープン式

4月4日、名寄市立大学図書館のオープン式が行われました。
平成25年度に基本設計、26年度に実施設計、平成27年から28年度で建築工事が行われ、この日のオープン式となったもので、鉄筋コンクリート造り(一部鉄骨造り)の地上3階建て。延べ面積4455.45u。総工費24億円余りを費やし立派に竣工しました。
オープン式であいさつした加藤剛士名寄市長は「大学の学習活動全般を支援する300人収容のホールも整備した。地域のシンクタンクとして有効に活用してほしい」と述べ、来賓祝辞としてあいさつに立った佐藤靖名寄市議会副議長は「国家資格などの試験勉強に図書館を活用してほしい」また、名寄商工会会頭の藤田健慈氏は「知識の集積、多角的な学びの場として、地域発展の拠点として活用してほしい」とそれぞれ新図書館の完成を祝福しました。IMG_2336.JPG大学.JPG※大学図書館の完成で祝辞を述べる佐藤副議長
名寄大学学長の佐古和廣氏は「歴史の1ページとして重要な日。決して潤沢な財政状況でない中で、図書館を作っていただいたことに心して使わせていただく」と謝辞を述べました。

この後、テープカットが行われ、完成した図書館の内部が披露されました。IMG_2371.JPG内部本.JPG
IMG_2374.JPG本.JPG
IMG_2374.JPG本.JPG
図書館は5月1日からは、学生だけでなく市民にも開放されることから、地域全体の「学びの空間」としても大いに活用していただきたいと思います。
内部をご案内していただき、特に、大学図書館だけあって、学習スペースに配慮されており、集中して研究も進むと期待できるものでした。IMG_2373.JPGスペース.JPG
IMG_2375.JPGスペース2.JPG
※快適な環境で読書ができるスペース
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2016年12月07日

会派視察A-岩沼市

市民連合・凛風会 行政視察 A宮城県岩沼市2016/11/15 9:00~
【視察項目】1・お買い物ミニディ事業について
      2・災害復興事業について(千年希望の丘事業)
宮城県の南部に位置し、仙台市の南17.6kmある岩沼市は、農業・商業を主体とし工業都市の性格も加わるなど、仙台市のベッドタウンとして現在、人口4万4000人を有しています。平成23年3月11日の東日本大震災では、沿岸部を襲った津波などにより183名の死者、行方不明1名、住宅など1954棟が全半壊するなどの甚大な被
害を受けました。あれから5年。岩沼市は「震災復興計画」を策定し、復興に向けて一歩一歩邁進していまた。当日は、副市長、議長、復興都市整備課長など6名の皆さんに対応していただきました。紙面を借りてお礼申し上げます。
IMG_1879.JPG岩沼市.JPG
※岩沼市役所にて

1・お買い物ミニディ事業について
高齢者が安心して暮らし続けることのできる地域づくりの一環として、閉じこもり予防と、買い物支援を結び付け「送迎付きの通いの場」の提供を目的とした事業。生活機能訓練として買い物・体操・レク、昼食を食べながら交流を図っている。
●実施主体 事業者委託
●利用者・参加人数 65歳以上の虚弱な高齢者(要支援1・2相当)10名程度(3コース)
●実施場所 市内商業施設
●利用代  400円+昼食代
●送迎   タクシー会社に委託及び、シルバー人材センター委託の2通り。
※高齢化の進む名寄市においても「買い物弱者」が今後増えることは間違いなく、街に出ての買い物は、様々な良い刺激・楽しみとなることから、先進的な取り組みであり、見習うべき事業である。

2・災害復興事業について(千年希望の丘事業)
●千年希望の丘事業 街の沿岸部など市の48%をのみこむ20mの大津波を体験し、物理的に完全防御は不可能と          の認識を深め、岩沼市では「減災」の考え方で基本構想を進めていました。
          復興都市整備課長に、千年希望の丘をご案内いただき説明を受けました。

          沿岸部に15基の丘を平成25年〜27年度の3カ年計画で整備。(国の都市公園事業で採択)          丘には震災廃棄物から再生した資材を造成土として、約6割に活用。
●復興基金の募集  国内外に呼びかけ復興寄付の募集が行われており、その原資も千年希望の丘築造にあてら          れている。平成28年3月末現在まで1億1222万円余りが寄せられている。
●第1号丘(モデル丘 *写真下)
th.jpg 丘.jpg
※千年希望の丘 メモリアルパーク内にある高さ8mの第一号丘(モデル丘)。
 モデル丘の頂上には屋根部分にはシャッターを引くと「小屋」になる仕掛けが備わっている。
●植樹支援による植栽…植樹祭
          平成25年6月に、いのちを守る森の防潮堤推進東北協議会や瓦礫を活かす森の長城プロ           ジェクトなどから約3万本の苗木の支援を受け、ボランティア4千500人による植樹が行
          われた。
【感想】
植樹による「緑の防波堤」で津波の勢いを減じ、避難場所として瓦礫を再利用して「丘」を作るなど、1000年に1度と言われる大津波を経験した岩沼市は、大自然の災害と対峙するのではなく共存していくための道を模索していました。
それは、大自然の力の前に、人間の無力さを認識した上で、どう最小の犠牲で済ませるかという「減災」の思考に大いに学ばせていただきました。
20mの津波の前に8mの丘…と、最初は頼りなく思えましたが、説明後に見た避難丘はなんだか頼もしく見えました。お忙しい中対応していただきました岩沼市副市長をはじめ、ご案内いただきました復興都市整備課長など皆さんありがとうございました。 【 報告者:佐久間 誠 】




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2016年11月27日

会派視察-鶴岡市

山形県鶴岡市               2016年11月17日9:00〜 報告者:佐久間 誠
11月14日から17日まで宮城、山形、福島の3県5市を視察してきました。
かなりハードなスケジュールでしたが、順不同をご容赦頂き、まとめた順にご報告致します。 

11月17日、姉妹都市としてゆかりのある藤島町が合併した山形県鶴岡市を視察させていただきました。新「鶴岡市」は、平成17年10月1日に、鶴岡市・羽黒町・櫛引町・朝日村・温海町と藤島町が合併したことにより面積で東北第一位(1311.53㎢)、人口は山形市に次ぐ県内二位の13万人の庄内地域の南部に位置する中核都市です。歴史文化資産である出羽三山を有し、豊かな自然環境や歴史的・文化的な資源を生かした地域づくりや、北西部では庄内平野がひろがる日本有数の米どころとして特A米を受賞している「はえぬき」「つや姫」の生産地として知られ、庄内柿や、だだちゃ豆などの特産品が有名です。平成24年3月には日本海東北自動車道の温海-鶴岡間が開通するなど、交通の要衝としてさらなる発展を目指した取り組みが進められていました。
市役所の目の前では、合併特例債を主な財源として活用した「新・文化会館」(1,168席・総工費78億9千万円)が平成29年8月末完成を目指して建設中であり、外観は自然景観との調和を図り、複数の屋根と壁が柔らかく重なった特殊な形状をしており、完成後にまた訪れてみたい素晴らしいものでした。
IMG_1962.JPG鶴岡市 文化会館.JPG

視察項目
1・鶴岡いきいきまちづくり事業
平成21年、旧市町村単位で設置されていた制度を整理・統合し、新たな地域支援制度として創設。
1)募集する事業 @地域の自然や歴史的な資源を整備・保全・活用する事業。A景観形成、緑化等の環境づくりを推進する事業。B地域の伝統文化、芸術及び技術の継承や振興に資する事業。C地域資源を活用した学習、体験交流活動事業。➄地域コミュニティ再生のための事業。E地域の人材を発掘し、これを育成するための研修事業――としている。
2)補助の対象団体 地域活性化につながる公益的なまちづくり活動を行う「鶴岡市民5人以上で組織された団体」「PTA等の地域の団体や民間非営利団体(NPO)」等、まちづくりに取り組む意欲のある団体。
3)補助金 補助対象経費の合計額の3分の2以内の額で、20万円を限度とする。※H25〜規模拡大事業として年間1件、上限50万円交付を新設。
4)審査委員、審査方法 まちづくりに見識の高い委員4名と市職員1名。(2年任期)@波及性A独自性B具体性C継続性で評価。
事業予算を前期300万円、後期200万円を次行採択の目安として審査。
5)補助実績 平成21年度から28年度まで応募総数223件、うち採択実施件数181件、交付総金額2945万1000円。
6)課題 類似補助事業との整理の必要性、近年応募数が減少、補助金交付対象経費基準では不明確なところもあり、内規を定める必要性も説明される。
7)平成28年度の採用事業の事例 「おもてなし英単語ワークショップ」
海外の方や、通訳ボランティアとコミュニケーションをとり、自分に必要な会話や、英単語を楽しく身につけていく、気軽に参加できるワークショップ。※国際化時代インバウンドに対応した興味深い取組であると感じた。
2・協働の推進(鶴岡パートナーズ)について
「鶴岡パートナーズ」とは、市民からの提案に基づき、市民と行政が役割分担のもと、協働で事業を行う仕組みです。市民の役割は、地域課題の把握、事業の提案、労働力の提供であり、行政は、事業に要する原材料や経費の支援、情報の提供、技術的アドバイスを担い、協働で事業を推進するもので、平成23年度から実施されている。
1)想定される事業例 @市の施設の整備、修繕及び管理。A市管理用地の利活用のための整備及び管理。Bその他 上記に類すると考えられる事業。
2)事業対象組織
町内会組織、NPO、ボランティア団体、市民活動を行う市内に住所がある地域活動サークル等の団体及び市内に営業所を有する企業(個人経営を含む)またはその組合。
3)これまでの実績
平成23年から平成28年度まで35件の事業の実績があり、中には広域コミュニティによる「除雪機械を導入する際の費用助成」5235万6000円など、鶴岡パートナーズ推進事業以外の予算で実施したものもあり、事業事例では、およそ100万円以下のものが多い。
4)成果と課題
 本来、市がやらなければならない所を、市民に協力してもらうことにより「協働」「参画」の意識が市民に芽生えることや、費用対効果で有益性がある。一方で、要件に合わない事案もあることや、既存事業への影響、ボランティアが成り立たないなどの課題も抱えていた。

【感想】お忙しい中、鶴岡市山本副市長、佐藤文一議長、上野副議長はじめ、交流友の会の小野会長、企画部政策企画課の皆さん、長谷川議会事務局長など9名の皆さんが対応していただき、心から感謝いたします。
姉妹都市として交流もあり、手厚い歓迎をいただきました。
市民と共に「協働」の街づくりを着実に進められていることに大いに学ばせていただきました。ギネスにも登録されているという多種のクラゲを鑑賞できる鶴岡市加茂水族館もご案内いただき、多岐に及ぶまちづくりの一環を勉強させていただきました。ありがとうございました。
IMG_1986.JPG加茂水族館.JPG(※幻想的なクラゲ)

posted by makoto at 13:33| 日記