平成25年度に基本設計、26年度に実施設計、平成27年から28年度で建築工事が行われ、この日のオープン式となったもので、鉄筋コンクリート造り(一部鉄骨造り)の地上3階建て。延べ面積4455.45u。総工費24億円余りを費やし立派に竣工しました。
オープン式であいさつした加藤剛士名寄市長は「大学の学習活動全般を支援する300人収容のホールも整備した。地域のシンクタンクとして有効に活用してほしい」と述べ、来賓祝辞としてあいさつに立った佐藤靖名寄市議会副議長は「国家資格などの試験勉強に図書館を活用してほしい」また、名寄商工会会頭の藤田健慈氏は「知識の集積、多角的な学びの場として、地域発展の拠点として活用してほしい」とそれぞれ新図書館の完成を祝福しました。
名寄大学学長の佐古和廣氏は「歴史の1ページとして重要な日。決して潤沢な財政状況でない中で、図書館を作っていただいたことに心して使わせていただく」と謝辞を述べました。
この後、テープカットが行われ、完成した図書館の内部が披露されました。
図書館は5月1日からは、学生だけでなく市民にも開放されることから、地域全体の「学びの空間」としても大いに活用していただきたいと思います。
内部をご案内していただき、特に、大学図書館だけあって、学習スペースに配慮されており、集中して研究も進むと期待できるものでした。
※快適な環境で読書ができるスペース