2019年01月06日

誠つうしん 2019新春

        
誠つうしん2019年1月1日号
猪(イノシシ)ススメ 風おこし 霧ぬけて 真っすぐに、ひたむきに
…さくま誠議員に期待します。さくま誠と歩む会 後援会会長 菅野 孝
○○ 改選期を迎えて ○○
時の過ぎるのは早い。4月には改選期を迎える。この4年間、市民目線で考え、発言では行政へのチェックや指摘にとどめず、「提言型の質問」で市民要望を行政施策に盛り込ませるよう努めてきた。 快適で、安全・安心して暮らし続けられる街を。一つひとつの施策の実現には、時間もかかり、制度としていくには様々な観点からの検討が欠かせない。公平性の視点や予算との兼ね合いもある。 一議員の発言だけでは突破できなかった「除雪のありかた」等については、所属する常任委員会の「調査・研究テーマ」とし、近隣自治体への視察や議論の中で整理した課題を「常任委員会報告」として定例会に反映。行政総体の共通認識として理解を広げることで改善、研究が進められている。 少子高齢化による人口減少下にあって、未来を担う子供たちに負担を残さず、既存の施設をどう適正に管理・運用して行くか。北・北海道の中心市として圏域の自治体にも目を配り、産業の育成・活性化を目指したまちづくりが求められる。 近年の天候異変は油断できない災害をもたらす。胆振東部地震に端を発する「ブラックアウト」は、防災への備えを改めて痛感させられた。 私事では、札幌に嫁ぐ上の娘に第3子(姫)を授かった。下の娘と合わせ5人目の孫。連れ合いは産前・産後、風邪などのSOSに対応し、八面六臂の活躍。ジィは自らの存在を問いつつ、子育て時の記憶を反芻。「子(孫)は宝」。歩む歴史が平和であれと願い、議員活動。 JR宗谷線維持・存続をはじめ、地域総合交通体系の確立、老朽化している水道管、排水管などの整備、校舎等の改修、異常気象による大雨など防災への対応等、山積する名寄市の行政課題に今後もしっかりとりくみたい。
… 今年も平和で安心できる暮らしをつくるために全力で頑張ります。…
〒096-0015 名寄市西5条南12丁目 さくま 誠
電話1(プッシュホン)01654-3-9260 携帯090-9510-4673 http//www.sakuma-nayoro.net/ 
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2018年12月11日

宮崎県えびの市視察報告

市民連合・凛風会行政視察  日時 平成30年10月23日10時〜11時半
1、視察先  宮崎県えびの市
2、調査事項 30人学級の導入と小中一貫教育について
3、視察者  熊谷議員、佐藤副議長、奥村議員、高野議員、山崎議員
       佐久間議員
4、えびの市出席者 (5人)
       北園市議会副議長、平川教育委員会学校教育課主幹
       大河平学校教育課課長補佐兼総務係長、後藤学校教育課係長
       鶴田議会運営係長
5、報告者  佐久間 誠
■宮崎県えびの市は、昭和41年11月に三つの街が合併し、「えびの町」となり、昭和45年12月1日に市 政を施行し、現在に至る人口18473人、8485世帯(H30・10・1減)の街で、面積は28㎢。
■宮崎、鹿児島、熊本三県の県境にあり、九州縦貫自動車道は、えびの市で宮崎、鹿児島に分岐しており、その 地理的優位性を生かし、交通・経済・文化の交流拠点都市として発展が期待されている。
■四季折々の豊かな自然と良質の温泉、清らかな水、肥沃な土壌などの恩恵を受け育つ安全・安心な食材など魅 力ある地域資源が溢れる街で、特産品として、米の食味ランキング特A(H27)のヒノヒカリ、内閣総理 大臣賞受賞の宮崎牛などがある。
えびの市における30人学級の導入と小中一貫教育について
■学校数   小学校5校、中学校4校 計9校
       うち、施設一体型小中一貫教育校(上江小、上江中)
■児童生徒数 小学校889人、中学校471人 計1360人
■教職員数  小学校 97人、中学校 80人 計 177人

(1)30人学級導入の経過と現状について
■教育委員会委員長から問題提起(H25.5)があり、H25.9、H25.10、H25.11の三回の教 育委員会で30人学級に関する検討状況報告、今後の方向性、現状報告、進め方等について協議。並行し  て、市長協議をH25.9(庁議メンバー)、H25.10(施策等ヒアリング、庁議メンバーと教育委員 会との協議)、H25.11(新年度予算に関する市長査定で協議)と協議を重ね、30人学級を導入。

(2)30人学級導入による成果と課題について
■H29年、教職員(110名)、保護者(683名)を対象に実施したアンケートでは、★学力向上で教職員 90.9%保護者80.2%、★生徒指導で教職員95.5%保護者82.6%、★信頼関係で教職員90. 9%保護者76.3%が「効果的」と回答し、今後継続を望むとするものが教職員94.5%保護者83. 0%にのぼった。

(3)施設一体型小中一貫教育校導入に至った経過と現状について
■H19〜20 構造改革特別区域制度の指定
(飯野小・中・高の3校でスタート)
 H21〜文科省教育課程特例校の指定(市内全中学校で一貫教育を実施)
 H26〜30人学級制の導入、幼保小連携・接続推進事業
 H27〜飯野高等学校支援事業
 H29・4〜上江(うわえ)小中学校が施設一体型として開校

(4)小中一貫教育導入の目標や特色について
■えびの市では、小中の9年間、小中高の12年間の期間の中で、児童生徒の発達段階に応じた「系統性・一貫 性」のある指導を行い、徹底した学力向上と地域に貢献する人材の育成を目指している。

・円滑な接続を図るために、「幼稚園・保育園」と「小学校」の連携、「小学校」と「中学校」の連携、「中 学校」と「高等学校」の連携を図っている。
@職員間の交流・幼児、児童、生徒の交流・体験活動の実施。
A市内各幼保園・市内各小中学校・飯野高等学校との連携。
B家庭や地域社会・関係機関との連携。・・・内容・方法の系統性・一貫性

・「えびの学」の取り組み(小1〜高3)
 コーディネーター・地域人材(学校支援ボランティア含)の活用、えびの市の良さを実感できる活動・イン ターネット検索等、えびの米配布活動、えびのの自然・歴史・伝統の素晴らしさに関するスピーチなどので きる人材を育成。生涯にわたってふるさとを愛する心情と態度を育てる事を目標とする。
 飯野小学校では「えびの学」の取り組みの一環として、えびの市に残る伝統芸能(輪太鼓踊り)に取り組  み、秋季大運動会で成果を発表している。(指導者=飯野麓地区輪太鼓踊り保存会、20名)
・英語によるコミュニケーション能力と国際感覚の育成
 英語活動(小1〜2)・英会話科(小3〜6)、英語表現科(中1〜3)、基礎英語・英語T等(高校1〜  3)の特色ある教育活動を全ての学校で計画的・系統的指導として実践。
・より確かな学びとするための補充的学習
 セレクト国語・算数(小5〜6)  *セレクト=選ぶ、厳選する
・小中一貫教育導入による成果
・こうした計画的・系統的指導の効果として、文科省の「英語教育実施状況調査」(H27年度)では、中学 校卒業段階での英検3級以上の取得率は全国平均18.9%、宮崎県平均25.4%のところ、えびの市で は53.0%と大きく上回った。
・また、えびの市での英検の受験料補助導入時、平成23年度は公費受験の取得率34.3%であったが、平 成29年度は21.0%アップの55.3%の取得率(英検3級)と、大きな効果がみられる。
■施設一体型小中一貫教育(上江(うわえ)小中学校)
・敷地面積19340u 建物延べ床面積3928u
・児童生徒数 小学部/87人 中学部/45人 計/132人(H29.4.1見込み)教職員数30人
・総事業費5.9億円(文科省と、防衛省の補助金約1.4憶円あり)
・平成29年3月 小学校敷地内に中学校校舎他 施設完成
・校長が小中兼務(「連携型小中一貫教育校」方式を採った平成25年度より)
・校長1名の削減分を教職員1名の増とし振り替えている。
・3町合併の街であり、上江地区はまとまりがあった。また、地域活動も活発な地区であった。
・中学校校舎と小学校校舎の建物は分離されているが、管理棟を挟んで渡り廊下でつながっており、講師の乗 り入れがしやすい。平屋部分は、地域のコミュニティセンターとなっている。

■考察
 30人学級を維持するために、えびの市では年間7000万円を独自に予算化し、講師を県内の色々な所か ら探して採用しているとのことでした。
 たとえば、国際感覚を養うための英語教育に関するALT(外国語指導助手)は、小学校に2名、中学校に1名 おり、幼稚園にも派遣しているとのことでした。また、いじめ、不登校などに関しては、少なくなっている とのことでスクールカウンセラーは県からの派遣となっています。
 「若い先生に入ってもらった」とのことで、「生徒と先生の距離感が近いのかな」とのお話や、中学の部活 などの関係でも、保護者と先生がたのつながりも濃くなっているようでした。一方で、熟練度からいうと、 年配の先生方は若い先生を指導するなど、ホローされているとのことで、全体的に大変良好な形で学校運営 がされていると感じました。
 また、保護者の方々もこうした教育に対して温かく見守り、協力的で、学校と地域、行政が一体となり「教 育」に力を注いでいるのだなと感じました。
 これらの事業の取組には、特に市長が熱心にやっているとのことで、しっかりした教育環境で学んだ子ども たちが成長し、やがてえびの市の未来を担っていく、10年、20年後が楽しみな、そんな姿が目に浮かぶよう な気持ちを抱かせていただきました。
 お忙しい中対応いただきました、北園市議会副議長、平川教育委員会学校教育課主幹をはじめとする所管の 皆様に、心から感謝申し上げます。

posted by makoto at 11:59| 日記

2018年11月30日

増毛駅視察(名寄市議会経済建設常任委員会)

経済建設常任委員会視察   日時 平成30年10月3日
1・視察先  増毛町
2・調査事項 地域ブランド形成プロジェクトについて
3・視察者  経済建設常任委員会
4・増毛町出席者(8人)
       掘町長、佐藤議長など8名の皆さんが対応いただきました。
【増毛町の概要】
■増毛町は人口4,297人、面積369.71km。北海道西海岸日本海に面し、昭和30年頃までニシン漁で栄えたが、現 在は近海漁業、水産加工が中心で、他に商業、農業(果樹栽培)、食品工業などがあり、水産業ではエビの 漁獲量が多く、毎年5月には「増毛えび地酒まつり」が開催されている。
■観光では、厳島神社、旧商家丸一本間家、雄冬岬展望台、暑寒別岳、国稀酒造、増毛駅前観光案内所(映画「駅 STATION」ロケ地 s56年)
■大正10年に開業した増毛駅は北海道-樺太間の鉄道・港湾輸送の重要拠点となり、国策に大きく貢献したが、 年々利用人数が減少。留萌線のうち、留萌-増毛間(16.7km)が、落石、雪崩など安全対策経費などの経営環 境の悪化もあり、2016年12月4日の最終運行で廃止となった。
地域ブランド形成プロジェクト
(1)事業実施の経緯及び地域住民との合意形成
廃線を乗り越えて、鉄道遺産を活用するまちづくりとして提出した「地方創生拠点整備交付金事業」に「鉄道廃線の増毛駅舎を活用した地域ブランド形成プロジェクト」が採択されスタートした。(2017年2月)
(2)事業概要
・増毛駅舎の増築と広場整備⇒合理化で減築された増毛駅の復元。
 歴史、文化、観光等に関する展示、PR、交流拠点等に活用。
 事業経費:7,198万円(うち地方創生拠点整備交付金3,599万円)
・増毛駅のシンボル化事業⇒終着駅の増毛駅の歴史、賑わいの歴史を繋げる
 シンボル塔(7m)「テルミヌスヘの願い」制作。(彫刻家 五十嵐威(たけ)暢(のぶ)氏作)
 事業経費:650万円(うち地方創生拠点整備交付金325万円)
・地域ブランド形成プロジェクト⇒地域ブランド創造にむけた資源の発掘、観光ガイド養成、歴史文化資産の再 発見を狙いとしたセミナーの開催。
 事業経費:288万円(うち地方創生拠点整備交付金144万円)
 開催事業:「歴史文化資産を活かしたまちづくりを考える」セミナー
 駅の歴史を学ぶ 観光ガイド養成講座
 JR留萌本線 留萌-増毛間写真展
(3)事業の今後の課題と展望について
 2018年の駅舎増築後の取り組みとして
・完成記念 倍賞千恵子講演会(4月15日)
・オ-プニングセレモニーの開催(4月22日)
※100人 ロングテープカット、記念撮影、青年部協働隊によるトロッコ体験
・廃線路を歩く健康ウォーキング(5月22日)
・ましけ春の味まつり(5月26日、27日)など、多くの来場者を得て開催されており、賑わいを見せている。
(4)交流人口の拡大と賑わい創出の具体策と現状について
 ・入込客数は30万人/年を目標としている。
 ・若い人たちへのアプローチとして「婚活」の実施。…3回やり、札幌などから女性が参加。また、「アップ  ルパイ」などお菓子の評価が高い。…原価に難あり。
 ・国稀酒造に、新しい蔵を(2017年)つくり試飲などできるようにしている。…留萌振興局などの応援。
 ・増毛の人気寿司店は、地元の人は混んでいて食べられないほど。
 ・札幌から2時間、羽幌から60kmの位置にあり、「秋の味まつり」には大型バスで12台、「春の味まつり」に  は大型バス30台が来町。
  冬にどのようにお客さんに来てもらうか、「冬の食」が研究課題。
(5)町外からの人や町民の皆さんの意見について
 ・ふるさと納税
 JR留萌本線の留萌-増毛間の廃止に伴う報道などもあり、ふるさと納税は
 平成26年度1億2000万円、27年度4億7000万円、28年度5億、
 29年度5億5000万円と、町外の方に応援いただいている。
 今年は、総務省の返礼品の指導もあり、納税額を上げたことから、3億円ほどに。
 ・札幌や東京の京急百貨店で増毛産の果物をPR。
 ・三越デパートではB級グルメとして「タコザンギ」果物のPR。
 ・セイコーマートと連携し、増毛産洋ナシを使った製品の検討。…人間関係を活用しつながりを広げて行って  いる。
 ・オ-プニングセレモニーの町民ら100人によるロングテープカットなどは「町長、何かやろうや」との街の  青年らからの話で企画され、青年部協働隊の協力を得ながら「トロッコ試乗会」も行われ大勢の方が参加  している。
 ・クラウドファンティングによる旧増毛小学校の屋根のふき替え。また、旧富田屋の修繕は寄付により、町  民自ら景観保持に協力してくれている。

(6)考察
JR留萌線(留萌-増毛)の廃止という街にとって大きな痛手から、どのように街を再生して行くか、大変な課題と向き合いながら、懸命に努力されている姿に触れることができました。
増毛町が築いてきたこれまでの歴史や自然、育んできた文化、人間関係など、増毛町のもつ多くの財産を活かし、いわば「逆転の発想」で、鉄道廃止後に駅舎を再整備し、街の衰退を食い止める試みであり、「地域ブランド形成プロジェクト」で、映画「駅 STATION」の舞台となった「増毛駅舎」を増築、周辺環境を整備し拠点化することで、中心市街地を活性化させ、これまで以上の賑わいを作り出そうという意気込みが伝わる取り組みがされていました。
山があり、果樹園があり、海もあるという自然環境に恵まれている増毛町ですが、そうした環境に甘んじず、上記のように様々な努力がされ、駅前を中心に散策コースや桜の植樹なども手掛けたいとのことで、そうした取り組みから、増毛町全体の魅力向上につとめたいとのお話を伺いました。
果樹園のことでは、「他とは違う、こだわった商品をつくり、いかに買ってもらうかここが最大のテーマです」とのお話や、増毛町の課題としてあげられたのは「健康づくり」であり、地域がら塩蔵文化により、血圧による脳疾患が多い事、介護保険料も高い事などから、血圧を下げるため減塩の「増毛醤油」を開発したとのお話も伺いました。「必要は発明の母」「窮すれば通ず」という言葉があるように、増毛町の様々な取り組みを融合させながら地域ブランド形成に努力されている点などを学ばせていただいた有意義な視察でした。堀雅志町長をはじめ、佐藤善一議長、企画担当の職員の皆さん、議会事務局の皆さんにお忙しい中、貴重なお話を頂きましたことに心から感謝申し上げます。(文:佐久間 誠)
posted by makoto at 11:40| 日記